8月13日



山の朝は早い。
ということで、朝4時30に起きて、ご来光を待つ!
明け方一番冷え込む時間、しかも標高は3000近い。
と〜ぜん寒い!




あまりの寒さに、太陽のありがたさをつくづく感じる。






午前5時過ぎ、遥かかなたの雲海からついに夜明け。
素晴らしい・・・
言葉が出ない・・・。
もう何も言うことはない。。。






当然写真も撮りまくりだ。
それにしても素晴らしい天候。
今日の行程も素晴らしいものになりそうだ。





日の出とは逆方向には、遥か遠くに、剣岳〜立山の尾根が見えた。
あちらもなかなか特徴的な山だ。
いつか行ってみたい。



付近には朝日に照らされてオレンジ色に輝く花が。
クルマユリ?かどうかは定かではないが、多分ユリの一種であろう。

相変わらず植物はよ〜わからない。

http://www.geocities.co.jp/Outdoors/7910/hana029.htm





さて、ご来光を堪能したら、そろそろ出発だ。
まだ朝5時半だというのに、テントがどんどん少なくなっていく・・。
山の朝は本当にはやい。。。

どちらかというとなんちゃっての我々は、
ゆっくり準備し7時30頃の出発となった。




7時30分には、このとおり、あれだけたくさんあったテントはもうわずか。





さて、二日目の行程は、白馬三山と言われる杓子岳、白馬槍ヶ岳を越え、
白馬鑓温泉へと行く予定だが、この分だと十分すぎるほど堪能しまくれそうだ。

ちなみに写真は、旭岳2867m





眼前には白馬三山!





風もない、雲もない、当然雨もない・・・

 



去年、槍ヶ岳〜穂高の遠征で見ることの出来なかった、
すべての風景が今ここにある。





後ろからは、山岳パトロール隊?の方々も。




杓子岳から、白馬岳方面。





杓子岳山頂で、一休み。
3000m近い標高で、空気も薄いはずだが、僕の体調は絶好調。

ゴールデンウィークには屋久島ゼロtoゼロも行ったし、
おそらく人生で一番体力があるのは今、と言っても過言ではないであろう。






記念撮影!






お次は白馬鑓ヶ岳!






白馬鑓の登りはなかなかの急坂!
あ〜、この角度、このアングル、いつか本でみた白馬三山、そのものだ。






角度はきついが、絶好調のわたしはグイグイ登る!
やっほ〜




白馬鑓から望む、杓子岳、白馬岳、旭岳。完璧だ。






そして一人、先についた私は、シェルパ斉藤ちっくにセルフポートレイト。
ゴミ袋が余計か。。。

ちなみに今回の遠征、自分のセロトーレのザックではなく、
職員厚生のオスプレイでやってきた。
なかなかフィット感の良いザックである。






白馬鑓からの降り、ザレタ砂の傾斜です。






尾根はまだまだどこまでも続いている。
この尾根をずっと行くと、唐松岳〜五竜岳〜鹿島槍ヶ岳などをとおり、
水晶岳〜しまいには槍ヶ岳まで到達できるようだが、
今回は、このあたりで、尾根歩きは終了。

いつかはアルプスを何日間も歩いてみたいが、
まぁ、それはもっとず〜っとあとの夢にしておこう。






鑓温泉の分岐から、降りはじめよう。





けっこうな長い降りを経た後、ついに白馬鑓温泉の屋根を発見!

このコース、結構ポピュラーなようだが、
鑓温泉分岐から温泉小屋まで、ずいぶん遠く感じだ。
やはり高所で疲れていたのだろうか??




鑓温泉でも、テント泊を選択!
今回の我々は安さ追及隊なのである。





鑓温泉に入る。なかなかに開放的な風呂だ。
ちゅうかこれは混浴らしいが、昼真っから入る女性など皆無であろう。
まぁ、なんにしろ山中でこんな立派な風呂に入れるのはありがたい!





さて!風呂に入ってさっぱりしたら宴会だ!
大雪渓、そしてつまみはオデン!
750gもするオデンを担いできた我々。
やっと重さから開放されるときがきた!





そして、そのオデンの残り汁でおじや!
山で食ったらなんでもうまい!





何やかんやで3人で日本酒一升をあけ、
酔っ払いまくる。山で飲むと、直ぐ寝れるからいつも飲みすぎてしまう。。。
というか飲むためなら多少の荷揚げはなんとも思わないのであった。


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