O波多「なんじゃ?、そっちにいくんか?反対じゃないんかい?」 Y中「そっすねえ、じゃあいけるとこまで行ってみますか!」 皆の想いはやはりひとつだった。 「大キレットを越えたい」 疲労と天候悪化により、なんとなく言い出しにくくなっていたものの、 皆の胸には、未だキレット越えの目標が燻っていたのだ。 それがH田氏がキレット方面を見ていたという、 ただそれだけのことがきっかけになって、溢れ出して来てしまったのだ。