だが、僕が準備をして小屋の外に出てみるとなぜか、
H田さんが北穂高方面を見ている。

H田「なんか行けそうな気がしませんか?」


N藤「そうですね〜、なんとなく、風も昨日に比べると全然ないし・・・。
こっちから行ってもコースタイムは同じくらいですよね」