そうしながらも世はさらに更け、 ついに2006年も終わりを告げた。 5時過ぎに宴の準備を始めたときは、 とても夜12時まで、寒さの中で耐えられそうもなかったが、 なんとかテントの中で新年の時を向かえ、 僕達は初日の出に備え、夢の世界に入るのであった。 そして数時間たった、朝5時ころ、 初日の出登山者が次々と登ってくるのがわかる。 初日の出は毎年7時過ぎだが、 皆熱心だ。 僕達もそろそろ日の出のため、また山頂へ向かおうか。 (次へ)